ビンテージの生地を活かしたまま使うための修繕。

昨年末にデンマークから入荷した買付け家具たち。
ビンテージ品のため、キズや汚れはもちろん発生します。
今回は、生地張りの一人がけチェアのビンテージ生地を活かしたまま、お使いいただけるようにした修繕です。


今回は椅子の背もたれ上部の生地の裂け目を修繕します。
予想されるのは日焼けによる生地の劣化と着席の際に引っ張られた生地のダメージによるもの、ということです。

なので、無理に裂け目をくっつけるのではなく、あて布をしてなるべく違和感が出ないよう、修繕していきます。


あて布をするだけでも遠目からは少し違和感が出づらくなりますが、近くで見ると生地のほつれが目立ちます。


あて布の上から近い色の生地でかがって穴を塞ぐと…毛羽立ちが目立たなくなりました。


後ろから見るとこの通り。
あて布をした状態と比べると違和感がかなり薄れ、生地自体の負担も少なくなっています。


もちろん、もっとしっかり使用のダメージを防ぐことも可能です。
生地の張替えや、素材変更等ご相談ももちろん承れますので、気になった方はどうぞお気軽に店頭スタッフまでお問い合わせ下さい。


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